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低温障害

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栄養・生化学辞典の解説

低温障害

 青果物が低温で劣化する現象.

出典|朝倉書店
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デジタル大辞泉の解説

ていおん‐しょうがい〔テイヲンシヤウガイ〕【低温障害】

食品などを凍結点以上の低温で貯蔵したとき、正常な生理作用が行われなくなり、品質が劣化すること。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

低温障害
ていおんしょうがい

低温環境下で一定の体温が維持できなくなることによっておこる障害で、局部と全身に分けられる。
 局部障害には凍瘡(とうそう)(しもやけ)と凍傷がある。寒冷にさらされて皮膚の血管が麻痺(まひ)し、局所にうっ血を生じ、そこの血管壁の透過性が増して血管から透出液が組織にしみ出し、腫脹(しゅちょう)してかゆくなる。これが凍瘡であり、手足の指や耳たぶにできやすい。進行すると水疱(すいほう)ができたり、潰瘍(かいよう)になることもある。また零下10℃以下の寒冷に長時間さらされると、末梢(まっしょう)血管が収縮して血液循環が悪くなり、痛みと皮膚にチアノーゼ(紫色)から紅斑(こうはん)や水疱を生ずる。さらに進むと組織の血液不足から壊死(えし)がおこり、その部分が凍結して脱落することがある。これが凍傷で、手足、耳たぶ、鼻などにおこる。
 全身障害は長時間全身を寒冷にさらしたときにみられ、体温維持が不可能となって体温が下降し、心臓や呼吸機能が障害され、意識の喪失からついには凍死する。直腸温度が24℃以下になれば助からない。
 寒冷による障害には、このような器質的障害のほかに、手指の巧緻(こうち)性の低下や、指先の感覚、精神作用が鈍くなることによる作業能率の低下や事故の増加など、機能障害による影響もある。[重田定義]

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