デジタル大辞泉 「何彼」の意味・読み・例文・類語 なに‐か【何▽彼】 《代名詞「なに」+代名詞「か」から》種々雑多な事物をまとめていう。あれやこれや。いろいろ。「ただ大方の御しつらひ、―のことばかりをなむ営ませ給ひける」〈源・御法〉「―の御礼も申さっしゃれと申しまする」〈浄・歌念仏〉[類語]なに・なにかしら・なになに・これこれ・こうこう・かよう・こんな・こういう・このよう・かかる・こう・斯かく・斯く斯く・しかじか 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「何彼」の意味・読み・例文・類語 なに‐か【何彼】 〘 名詞 〙 ( 代名詞「なに(何)」に代名詞「か」が付いてできたもの ) 雑多な事物・事態を、包含的に指示する。あれやこれや。いろいろ。[初出の実例]「今さへ何かと言ふべからず、と云ままにえんにはひ上り給ぬ」(出典:竹取物語(9C末‐10C初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例