出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
奈良市水門町にあり、明治時代に作成された池泉(ちせん)回遊式借景庭園。現在は寧楽(ねいらく)美術館が管理している。この地は東大寺西南院址(し)にあたり、明治30年(1897)ごろから、ここに居住していた関藤次郎によって作庭された。施工者は京都の庭師林源兵衛である。大池泉回遊の形式をとるが、これは、明治から大正にかけて流行した形式である。全面積は2800余坪(約9240平方メートル)あり、書院の水心亭に対する庭園である。池泉は水字形で、中島があり、これに石臼(いしうす)を利用した沢渡(さわた)りを用い、中島には天平(てんぴょう)時代の大礎石を景にしている。上部から流れを導き、南部に滝を落とし、東部に田園風景があり、中間の築山(つきやま)は遠く若草山に続くよう意匠されている。また借景としては東大寺三門もある。
[重森完途]
生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...