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全国高等学校サッカー選手権大会 ぜんこくこうとうがっこうさっかーせんしゅけんたいかい

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知恵蔵2015の解説

全国高等学校サッカー選手権大会

全国の地区予選を勝ち抜いた高等学校サッカー部の中から、日本一を決めるサッカーの大会。46道府県代表各1チーム、加盟校数が最も多い東京都代表2チームの計48チームが出場する。公益財団法人日本サッカー協会、公益財団法人全国高等学校体育連盟民間放送43社による主催。これに東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の各サッカー協会及び各高等学校体育連盟が主管として大会を運営する。通称は、「冬の高校サッカー」や「サッカーの甲子園」、「冬の国立」など。
第1回大会は1918年、大阪毎日新聞社主催の「日本フートボール優勝大会」で、日本で最初のサッカー選手権大会として開催された。参加したのは関西の8校で、御影師範学校(兵庫県)が優勝した。当初は主催者の推薦または学校側からの申し込みにより出場でき、予選制となったのは26年1月開催の第9回大会からで、大会名は「全国中等学校蹴球(しゅうきゅう)選手権大会」と改められた。太平洋戦争による中断を経て、47年に戦後初の全国大会が兵庫県西宮市で開催される。第1回大会より、師範学校と旧制中学校が同じ大会で対戦してきたが、年齢制限についてたびたび見直しが図られた上、48年の学制改革により大会名が「全国高等学校蹴球選手権大会」となり、また同年6月に全国高等学校体育連盟(高体連)が設立されて本大会の主催者団体に加わり、名実ともに高校サッカーの選手権大会となった。その後、主催者や選抜方式などの変更を重ね、第50回大会には地区大会からの勝ち抜きトーナメント方式への切り替え、第62回大会からは全都道府県48代表校制が制度化し、現在の形に近づいた。大会名が現在の「全国高等学校サッカー選手権大会」となったのは第45回大会からである。
大会歌はバーズの「ふり向くな君は美しい」(作詞:阿久悠、作曲:三木たかし)で、第55回大会からテーマソングとして使用されている。また、第73回大会からは各回大会ごとにイメージソングが選定され、大会のPRに使用されている。
現在の競技方法は、トーナメント方式により優勝以下第3位までを決定する。3位決定戦は行わない。1回戦から準々決勝までの試合時間は80分(40分ハーフ)とし、ハーフタイムインターバルは原則として10分間とする。準決勝戦及び決勝戦の試合時間は90分(45分ハーフ)とし、ハーフタイムのインターバルは原則として15分間とする。決勝戦を除き、勝敗が決定しない時はペナルティキック方式により次回戦に進出するチームを決定する。決勝戦では、20分(10分ハーフ)の延長戦を行い、それでも決定しない場合はペナルティキック方式により勝敗を決める。会場としては、首都圏の複数会場が使われ、開幕戦と準決勝、決勝は国立競技場行われる
第92回大会は2013年12月30日に開幕。14年1月13日に決勝戦が行われ、共に初優勝を目指す富山県代表・富山第一高等学校と石川県代表・星稜高等学校が対戦し、延長戦後半まで戦って富山第一高等学校が勝利した。国立競技場は14年7月から解体され、19年までに新国立競技場が建設される予定のため、今大会は改修前の国立競技場で行われる最後の大会となる。今大会の応援リーダーは三浦和良選手(横浜FC)、イメージソングとして、GReeeeNの「僕らの物語」と「僕らは物語」が選ばれている。

(葛西奈津子  フリーランスライター / 2014年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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