六腑(読み)ロップ

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精選版 日本国語大辞典 「六腑」の意味・読み・例文・類語

ろっ‐ぷロク‥【六腑・六府】

  1. 〘 名詞 〙 漢方で体内にある六つの内臓をいう。大腸、小腸、胃、胆、膀胱(ぼうこう)三焦の称。〔三教指帰(797頃)〕 〔沈亜之‐賢良方正直言極諫策〕

ろく‐ふ【六腑・六府】

  1. 〘 名詞 〙ろっぷ(六腑)

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とっさの日本語便利帳 「六腑」の解説

六腑

▽大腸、小腸、胆、胃、三焦(上焦、中焦、下焦)、膀胱

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世界大百科事典(旧版)内の六腑の言及

【五臓六腑】より

…先秦時代から存在している中国医学の重要な概念の一つで,古い文献では五蔵六府とされている。五臓とは心,肝,脾,肺,腎の5種の,六腑とは胆,胃,大腸,小腸,三焦,膀胱の6種の臓器の総称である。臓は精神,血気を貯蔵する充実した器官で,腑は水や穀物を消化し,体液を動かす中空の器官であるとしている。…

※「六腑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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