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内部経済 ないぶけいざいinternal economies

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

内部経済
ないぶけいざい
internal economies

A.マーシャルが用いた概念で,大規模生産が企業内部のコストを切下げることによって生じる経済的利益をいう。外部経済に対する概念。大規模生産は,機械化あるいは生産管理の集中化による経営の合理化,作業の特殊専門化による労働生産性向上,小企業より金融の便が得やすいこと,さらに大量安価な原材料の購入が可能になるなどの利点がある。逆に生産規模の拡大に伴い,組織が大きくなりすぎたために組織の管理能力や統制の乱れによって生じるマイナスの効果を「内部不経済」という。

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デジタル大辞泉の解説

ないぶ‐けいざい【内部経済】

企業自体の設備投資や経営能力の向上などによって生産費が低下し利益を得ること。⇔外部経済

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大辞林 第三版の解説

ないぶけいざい【内部経済】

企業が生産規模を拡大することで、生産量一単位当たりの平均費用を低下させること。 ↔ 外部経済

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世界大百科事典内の内部経済の言及

【外部経済・外部不経済】より

A.マーシャルは,産業の規模が拡大することによりその産業内の企業の生産効率が高まることを外部経済と呼び,企業の規模が拡大することによりその企業自身の生産効率が高まることを内部経済internal economiesと呼んだ。後者は企業の生産技術における規模に関する収穫逓増に対応する。…

※「内部経済」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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