分譲住宅(読み)ぶんじょうじゅうたく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

分譲住宅
ぶんじょうじゅうたく

一般に,一団の住宅を個々に売却するとき,宅地分譲になぞらえて分譲住宅という。すなわち,所有権を譲渡することを目的として建設される住宅をいい,したがって建て売りと同じく即金で売却される場合も,頭金を支払って未払い分を割賦償還の方法により譲渡される場合もある。民間企業による分譲住宅は,独立建ての住宅を土地付きで分譲するいわゆる建売分譲住宅や,土地の所有権あるいは借地権の共有持ち分がセットになったマンション分譲住宅などがその典型的なものであり,供給主体は不動産業者,私鉄,建設会社,住宅メーカーなどである。公的資金による分譲住宅には都市再生機構や地方の住宅供給公社による各種の分譲住宅がその典型的なものである。

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デジタル大辞泉の解説

ぶんじょう‐じゅうたく〔ブンジヤウヂユウタク〕【分譲住宅】

分譲地に建設・販売される住宅。土地付き一戸建て分譲住宅や分譲マンションなどの形式がある。→建売り住宅

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大辞林 第三版の解説

ぶんじょうじゅうたく【分譲住宅】

不特定多数への販売を目的に建築される住宅。土地付き戸建て、土地所有権共有持ち分の集合住宅がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

分譲住宅
ぶんじょうじゅうたく

不特定多数の購買者に販売され、所有権を譲渡される住宅。建物なしで宅地だけの場合が宅地分譲である。明治時代末ごろから電鉄会社が沿線の人口誘致のために住宅地を開発し、土地、住宅を販売したことに源があり、比較的大規模な住宅地でまとまった戸数が供給されることが多く、販売方式として市中銀行との提携融資による割賦方式をとることが多い。供給者は不動産業者、電鉄会社、建設会社、プレハブメーカー、商社やその関連企業など多様である。かつては公的機関が供給することもあった。
 分譲住宅の建物形式としては、土地付きの独立住宅(建売分譲住宅ともよばれる)、隣戸と壁を共有する連続建住宅、区分所有法により住戸部分は専有し、土地と建物の構造部分や共用部分を共有する中高層の共同住宅(分譲マンション)などがある。また、一般的ではないが、建物だけを所有し、土地は借地や地上権をもつ形態の分譲住宅もある。[多治見左近]

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