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半山遺跡 はんざんいせき

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百科事典マイペディアの解説

半山遺跡【はんざんいせき】

中国,甘粛省寧定県にある甘粛仰韶(ぎょうしょう)文化の墓地遺跡。【とう】河流域の標高2200mの高原にあり,1923年―1924年にJ.G.アンダーソンが調査。

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世界大百科事典 第2版の解説

はんざんいせき【半山遺跡 Bàn shān yí zhǐ】

中国,甘粛省臨夏回族自治州広河県(旧,寧定県,東郷自治県)にある新石器時代甘粛仰韶(ぎようしよう)文化半山類型の墓地遺跡。1924年J.G.アンダーソン半山古墓群のうちの辺家溝と瓦缶嘴を調査した。遺跡は洮河(とうが)の河床から400m,標高2200mの半山山頂に位置している。ここに数百の古墓が大墓地群を形成していたとみられるが,遺跡は大々的に盗掘・破壊され,辺家溝では完全な墓葬1基が調査されたにすぎない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

半山遺跡
はんざんいせき

中国、甘粛(かんしゅく)省広河県にある新石器時代の甘粛仰韶(ぎょうしょう)文化半山類型の墓地遺跡。遺跡は(とうが)の河床から約400メートル高い半山の山頂にある。1924年スウェーデンのJ・G・アンダーソンが半山古墓群のうちの辺家溝(へんかこう)と瓦罐嘴(がかんし)を調査し、前者から半山期の完全な墓を一基発掘した。この墓は、頭を東に向け南面した横臥屈葬(おうがくっそう)で埋葬され、人骨の周囲から彩文のある双耳壺(そうじこ)8、無彩の粗質の壺4、石斧(せきふ)2、砥石(といし)2が出土した。アンダーソンが蘭州(らんしゅう)で購入した数百個の彩陶の多くは半山墓地から盗掘されたもので、胴部が球状に張って半環状の把手(とって)がつき、截頭倒錐(せっとうとうすい)形にすぼむ平底の典型的な器形に美しい渦文、四大円圏文、曲線文が描かれている。半山類型はこれらの遺物を標式としたもので、甘粛仰韶文化の馬家窯(ばかよう)類型から派生したものである。[横田禎昭]

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