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南九州市 みなみきゅうしゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

南九州〔市〕
みなみきゅうしゅう

鹿児島県南西部,薩摩半島の南部にある市。北部を万之瀬川が流れ,南は東シナ海に面する。 2007年頴娃町,知覧町,川辺町の3町が合体して市制。江戸時代は島津氏直轄領。第2次世界大戦中は知覧に特攻隊の出撃基地が置かれ,基地跡には特攻平和観音がまつられる。指宿火山群の西部にあたり,火山灰土が厚く分布。主産業は農業で,サツマイモ,ポンカンなどを産するほか,チャ (茶) の産地として知られる。乳牛や肉牛,ブタ,ニワトリの飼育も盛ん。製茶,製材などの工業が行なわれ,焼酎や仏壇を特産。知覧の麓川沿いには集落の町並みが残り,国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。さらに七つの庭園が知覧麓庭園として国の名勝に指定されている。中世の山城,知覧城跡は国指定史跡。十五夜に行なわれる知覧のソラヨイは,南薩摩の十五夜行事として国の重要無形民俗文化財に指定されている。 JR指宿枕崎線と国道 225号線,226号線が通る。面積 357.91km2。人口 3万6352(2015)。

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