日本歴史地名大系 「万之瀬川」の解説
万之瀬川
まのせがわ
- 鹿児島県:加世田市
- 万之瀬川
薩摩半島中央部をほぼ西流する二級河川。万瀬川などとも記される。鹿児島市南西端の
金峰町高橋の高橋貝塚の出土品などから、弥生時代に万之瀬川河口部一帯が南西諸島や九州西海岸諸地域と海上交通で結ばれていたことが明らかにされている。平成八年(一九九六)現河口から四キロほどさかのぼった北側河畔に立地する金峰町
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
薩摩半島中央部をほぼ西流する二級河川。万瀬川などとも記される。鹿児島市南西端の
金峰町高橋の高橋貝塚の出土品などから、弥生時代に万之瀬川河口部一帯が南西諸島や九州西海岸諸地域と海上交通で結ばれていたことが明らかにされている。平成八年(一九九六)現河口から四キロほどさかのぼった北側河畔に立地する金峰町
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
鹿児島県薩摩半島(さつまはんとう)部最大の河川。延長30キロメートル、流域面積381平方キロメートル。半島の脊梁(せきりょう)部にあたる鹿児島市錫山(すずやま)付近の500~600メートルの山地に源を発し、南西に流下し、のちに西北西に流向を変え、吹上浜(ふきあげはま)で東シナ海に注ぐ。上流の錫山には薩摩藩政時代以来の錫鉱があり、中流部には川辺盆地、盆地下流の狭窄(きょうさく)部の河床は溶結凝灰岩で、多数のポットホールが形成されている。近年、鹿児島市の水供給不足を補うため、導水トンネル工事が行われ、一部の流域変更が図られた。
[塚田公彦]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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