



なり」とし、「一に曰く、林の山に屬(つづ)くを麓と爲す」という。〔左伝、昭二十年〕「山林の木、衡鹿(かうろく)之れを守る」の〔杜預注〕に「衡鹿は官名」とあり、鹿は麓、苑囿(えんゆう)をいう。木の繁茂する山麓に設ける。〔説文〕の重文に
を録している。卜文に
、金文に
がみえ、ともに人名に用いる。鹿・
(ろく)同声であるから、通用するものと思われる。
に作る。
字鏡〕麓 不毛止(ふもと)〔和名抄〕麓 布毛度(ふもと)〔名義抄〕
フモト 〔
立〕麓 フモト・ヤマノフモト出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
人吉城内西端に位置する武家町。西端に大手門があり、そこから城外へ通じる唯一の橋である大手橋が
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…薩摩藩は藩主居城の鶴丸(鹿児島)城のほかに,領内を113の区画に割って,これを外城(普通には郷という)と呼んでいた。4人に1人は武士という過大人口の武士を扶持するために屯田兵制度をとったのであり,1615年(元和1)の一国一城令があるから,外城といっても城郭があるわけではなく,旧城跡の山麓かまたは城跡と無関係の平地に麓集落をつくっていた。しかし戦時には郷士は地頭指揮下に1軍団を形成したから,外城と呼んだのである。…
※「麓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...