占師(読み)うらないし

精選版 日本国語大辞典 「占師」の意味・読み・例文・類語

うらない‐し うらなひ‥【占師】

太平記(14C後)一一「御占師(ウラナヒシ)卦に出でて云く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の占師の言及

【易者】より

…中世後期には算置(さんおき)といい,〈うらや算,占(うら)の御用〉などと呼びながら町を流し歩く者もあった。近世前期には算置の後身の占師(うらないし)があり,後期には天眼鏡で人相をみる人相見とならんで算木で卜筮する八卦見がいた。後には人相見と八卦見の区別はなくなり,庶民相手に街頭などで人相・手相・家相・剣相・墨色見・方位などを占うようになった。…

【算置】より

…中世・近世に民間で活躍した下層の占師。うらやさん,占置(うらおき),見通(みとおし)などともいう。…

※「占師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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