受領職(読み)ズリョウショク

精選版 日本国語大辞典 「受領職」の意味・読み・例文・類語

じゅりょう‐しょくジュリャウ‥【受領職】

  1. 〘 名詞 〙 実際に国司として地方に赴任することがなく、受領という官名だけを許された者。また、刀鍛冶などの職人が武蔵守、肥後守などの官名を与えられることをいう。このほか、国司は従五位下が多かったことから、従五位下に任ぜられることもさすことがある。
    1. [初出の実例]「諸役御免(しょやくごめん)の受領職(ジュレウショク)」(出典浄瑠璃長町女腹切(1712頃)上)

ずりょう‐しきズリャウ‥【受領職】

  1. 〘 名詞 〙 受領の権益。兼任、遙任の国守が任国から、また、知行国主知行国から得る収益。その権利

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む