台下(読み)ダイカ

精選版 日本国語大辞典 「台下」の意味・読み・例文・類語

だい‐か【台下】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うてなのもと。楼下。
    1. [初出の実例]「唐鳳翔台下、周魚躍水浜」(出典:懐風藻(751)春苑〈田辺百枝〉)
  3. 貴人尊敬語
    1. [初出の実例]「不侫之神交于台下也久矣。疇昔始獲形随一レ之」(出典:徂徠集(1735‐40)二〇・与猗蘭侯)
  4. 相手を敬って、手紙の脇付に用いる語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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