台下(読み)ダイカ

デジタル大辞泉 「台下」の意味・読み・例文・類語

だい‐か【台下】

高殿の下。楼下
身分の高い人を敬っていう語。閣下
手紙脇付わきづけの一。相手に対する敬意を表す。
[類語](3侍史机下足下座右硯北膝下玉案下御許御前

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「台下」の意味・読み・例文・類語

だい‐か【台下】

〘名〙
① うてなのもと。楼下。
懐風藻(751)春苑田辺百枝〉「唐鳳翔台下、周魚躍水浜」
貴人尊敬語
※徂徠集(1735‐40)二〇・与猗蘭侯「不侫之神交于台下也久矣。疇昔始獲形随一レ之」
③ 相手を敬って、手紙の脇付に用いる語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「台下」の読み・字形・画数・意味

【台下】だいか

貴下

字通「台」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android