デジタル大辞泉 「硯北」の意味・読み・例文・類語 けん‐ぽく【×硯北/研北】 手紙の脇付わきづけの一。机を南向きに据えると、人は硯すずりの北側にいることになるところからいう。机下。[類語]侍史・机下・台下・足下・座右・膝下・玉案下・御許・御前・拝 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「硯北」の意味・読み・例文・類語 けん‐ぽく【硯北・研北】 〘 名詞 〙 ( 机を南向きに置く時、人の位置が硯の北にあたるところから ) 手紙の宛名の左方に書き添えて、敬意を表わす語。机下。案下。座下。[初出の実例]「鶯村吉岡君 硯北」(出典:新著百種(1889)序〈坪内逍遙〉)[その他の文献]〔高士奇‐天祿識余〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例