司令部(読み)シレイブ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「司令部」の意味・わかりやすい解説

司令部
しれいぶ

高等司令官が軍隊に対する指揮・命令を行う居所陣営部隊、兵団または艦隊などの組織における指揮機関であり、幕僚機関が付属する。司令官は作戦、動員経理等をつかさどる上級将校で、統帥および軍政上の権限を有する。

 旧日本陸軍では、旅団以上の部隊に置かれたものを司令部と称し、連隊大隊などのものを本部と称したが実質的な違いはない。司令部内の各部は時代による変遷はあったが、通常は参謀部(幕僚)、副官部、経理部、軍医・獣医部および法務部で構成されていた。各部の活動の統合調整は参謀長が行った。海軍においても艦隊などの大部隊の指揮機関を司令部とよんだが陸軍ほど複雑な機構ではなかった。

[亀野邁夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む