デジタル大辞泉 「吉」の意味・読み・例文・類語
きち【吉】
[類語]めでたい・喜ばしい・慶賀・恭賀・謹賀・奉賀・奉祝・慶祝・大慶・同慶・



(さい)、祝詞を収める器。祝
を収めた器を聖器で守り、その吉善を保つ意である。〔説文〕二上に「善なり」とし、〔
伝〕にその意を「口に擇言無きなり」、すなわち士人の言はみな吉の意とするが、吉・咸・吾は、みな聖器を以て祝
の吉善を守る意象の字である。〔詩〕に「吉士」「多吉人」と称するものは、神事につかえる神人をいう。卜辞の「弘吉」「大吉」は卜兆の吉なる意、〔易〕にも吉・凶の語を用いる。
・壹(壱)・拮・結など十九字を収め、壹声もその系列とするが、壹は吉に従う字でない。吉声のうち、詰・結・
は吉の声義を承けて固く封ずる意があり、いわゆる亦声の字。また佶・頡などは乞・兀などと同系の語で、抗直不順の意をもつ形況の語である。
▶・吉
▶・吉験▶・吉故▶・吉語▶・吉康▶・吉祭▶・吉士▶・吉事▶・吉主▶・吉祝▶・吉象▶・吉羊▶・吉祥▶・吉讖▶・吉辰▶・吉神▶・吉人▶・吉席▶・吉占▶・吉祚▶・吉宅▶・吉旦▶・吉
▶・吉兆▶・吉徴▶・吉徳▶・吉拝▶・吉卜▶・吉祐▶・吉利▶・吉隆▶・吉良▶・吉礼▶・吉禄▶
吉・元吉・終吉・習吉・衆吉・初吉・小吉・祥吉・善吉・大吉・択吉・致吉・貞吉・寧吉・納吉・不吉・
吉出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...