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向ける ムケル

デジタル大辞泉の解説

む・ける【向ける】

[動カ下一][文]む・く[カ下二]
その方向に正面が位置するようにする。ある方向を向かせる。「視線を―・ける」「背を―・ける」「マイクを―・ける」「怒りを他人に―・ける」
その方向をめざす。「現地へ―・けて出発する」「母校に足を―・ける」
ある目的・用途にそれをあてる。ふりあてる。ふりむける。「寄付金を人件費に―・ける」
使いとして行かせる。さしむける。「使者を―・ける」
たむける。ささげる。
「幣(ぬさ)取り―・けてはや帰り来(こ)ね」〈・六二〉
従わせる。服従させる。
「韓国(からくに)を―・け平(たひ)らげて」〈・八一三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

むける【向ける】

( 動下一 ) [文] カ下二 む・く
ある方向・対象に面するように、体や物の角度を変える。 「顔を-・ける」 「床の間に背を-・けて座る」 「銃口を-・ける」 「機首を北へ-・ける」
ある方向を目指す。 「ハワイに-・けて出航する」 「古本屋街に足を-・ける」
ある方面・事柄を行為の対象とする。 「国民の関心を外に-・ける」 「住民に-・けて訴えかける」 「大会に-・けて準備する」 「非難を政府に-・ける」
派遣する。さし向ける。 「使いの者を-・ける」 「係官を現地に-・ける」
品物や金を割り当てる。ふりむける。 「全額を図書費に-・ける」
討伐して平定する。 「汝いかんぞ能くこの国を-・けましや/日本書紀 神代上訓
神仏や死者の霊に金品を供える。捧げる。手向たむける。 「亡者ニ水ヲ-・クル/日葡」 〔「向く」に対する他動詞〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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