コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

和気王 わけのおう

4件 の用語解説(和気王の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

和気王
わけのおう

[生]?
[没]天平神護1(765).8.1. 山城
舎人親王の孫御原王の子。天平勝宝7 (755) 年岡真人の姓を賜わったが,天平宝字3 (759) 年旧籍に復した。同8年には参議従三位に進み,翌年勲二等を授けられ功田 50町を賜わったが,謀反を企ててとらえられ,伊豆へ配流の途中絞殺された。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

和気王 わけおう

?-765 奈良時代,三原王の王子。
舎人(とねり)親王の孫。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)7年岡真人(おかのまひと)の氏姓をあたえられたが,のち王に復し和気王となる。従三位,参議,兵部卿にのぼる。称徳天皇の皇嗣問題で謀反をはかって捕らえられ,天平神護(てんぴょうじんご)元年8月伊豆(いず)配流の途中絞殺された。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

和気王

没年:天平神護1(765)
生年:生年不詳
奈良時代の皇族。舎人親王の孫。三原王の子。一時岡真人の姓を賜ったが,のち王に復籍。天平宝字8(764)年,藤原仲麻呂の謀反を事前に告げ,その功により従三位,参議,兵部卿に昇進。淳仁天皇廃位の際,同年10月9日,兵部卿和気王らは天皇がいる中宮院を囲んだ。天平神護1(765)年,称徳天皇に皇嗣がないことから,自ら皇位を望み粟田道麻呂,大津大浦,石川永年らと謀反を計画したが発覚。逃走中率川社(奈良市)で逮捕,伊豆国(静岡県)へ配流の途次,山背国相楽郡で絞殺され,狛野(京都府精華町)に葬られた。子に大伴,長岡,名草,山階,采女の諸王がいる。

(増渕徹)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

わけのおう【和気王】

?‐765(天平神護1)
天武天皇の曾孫,舎人親王の孫,御原王の子。755年(天平勝宝7)岡真人の姓を賜い因幡掾。759年(天平宝字3)舎人親王に崇道尽敬皇帝を追尊したとき正六位上から従四位下,さらに内匠頭となる。761年節部(大蔵)卿になるまでに和気王に復す。763年伊予守,翌年従四位上,9月藤原仲麻呂の乱を告発し,従三位参議兼兵部卿,10月淳仁天皇を中宮院に包囲して廃立に関与した。765年1月勲二等,3月功田50町を受けたが,藤原仲麻呂の乱後の処置に不満があったらしく,8月謀反に座し,その夜逃れて現在の奈良市内の率河(いざかわ)社にかくれたが捕らえられ,伊豆国に流される途中山背国相楽郡で絞され,狛野に埋められた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

和気王の関連キーワード清原氏清原大原桜井小倉王交野女王居子女王平惟世平定相三原王神王

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone