国際協力事業団(読み)コクサイキョウリョクジギョウダン(その他表記)Japan International Cooperation Agency

デジタル大辞泉 「国際協力事業団」の意味・読み・例文・類語

こくさいきょうりょく‐じぎょうだん〔コクサイケフリヨクジゲフダン〕【国際協力事業団】

ジャイカ(JICA)

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精選版 日本国語大辞典 「国際協力事業団」の意味・読み・例文・類語

こくさいきょうりょく‐じぎょうだんコクサイケフリョクジゲフダン【国際協力事業団】

  1. 外務省に属する特殊法人。国の発展途上国に対する技術協力青年海外協力隊派遣地域社会への援助中南米移住者への援助、資金協力などを業務とする。昭和四九年(一九七四設立。平成一五年(二〇〇三)独立行政法人国際協力機構改組。JICA(ジャイカ)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「国際協力事業団」の意味・わかりやすい解説

国際協力事業団
こくさいきょうりょくじぎょうだん
Japan International Cooperation Agency

略称JICA(ジャイカ)。開発途上国の社会や経済の開発および発展に貢献し、国際協力促進することを目的に、1974年(昭和49)8月国際協力事業団法に基づき設立された特殊法人。海外技術協力事業団(1962年設立)および海外移住事業団(1963年設立)などを統合して設立された。2003年(平成15)10月独立行政法人国際協力機構が発足し、国際協力事業団の業務を継承した。

 日本のODA政府開発援助)のうちの二国間贈与(技術協力と無償資金協力)の大部分をJICAが担当している。「人造り、国造り、心のふれあい」をキャッチフレーズに、開発途上国の人材養成を事業の基本とする。おもに、(1)開発途上国に対する政府ベースの技術協力(研修員受入れ、専門家の派遣、機材供与、プロジェクト方式の技術協力、開発調査など)、(2)青年を海外に派遣し協力活動を進める(青年海外協力隊)、(3)開発途上国の社会開発や農林水産業・鉱工業開発に必要となる関連施設の整備に必要な資金、開発事業に先行する試験的事業への資金や技術の提供、(4)無償資金協力のための調査や実施の促進、(5)技術協力を進める人材の養成や確保、(6)中南米などへの日本人の海外移住に必要な業務、(7)大規模災害の被災国への緊急援助、などである。これらの関連業務を総合的に実施し、途上国との相互交流や相互理解を通じて、わが国の国際協力を効果的に推進しようとするものである。

[秋山憲治]

『国際協力事業団著『国際協力事業団年報』(各年版・国際協力出版会)』『通商産業省編『経済協力の現状と問題点』(各年版・通商産業調査会)』

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百科事典マイペディア 「国際協力事業団」の意味・わかりやすい解説

国際協力事業団【こくさいきょうりょくじぎょうだん】

国際協力機構

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際協力事業団」の意味・わかりやすい解説

国際協力事業団
こくさいきょうりょくじぎょうだん

国際協力機構」のページをご覧ください。

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