略称FAI。航空技術の進歩のための情報交換、国際親善、あるいは飛行機をめぐる国際紛争の解決を目的として1905年に設立された組織。その後、民間航空のための国際機関として国際航空運送協会(IATA(イアタ))が1945年分離独立し、その役割は大きく後退した。しかし現在でも、政治と人種を超えて理解と親睦(しんぼく)を図り、国際協調を高揚することを目的として、スポーツ航空を中心とした非営利的な航空活動の協力機関として活動を続けている。本部をパリに置き、国際航空スポーツ委員会、国際滑空委員会、国際気球委員会、国際落下傘委員会など16の委員会がある。2009年現在100か国が加盟している。日本は、帝国飛行協会が1919年(大正8)に加盟、第二次世界大戦後は日本航空協会が1953年(昭和28)に復帰加盟した。
[秋葉 明]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 パラグライダー用語辞典について 情報
…
[模型飛行機]
飛ばすことを目的とした模型の場合,まず安全に飛行できることが条件となり,その原理は実物とほとんど変わらない。模型飛行物体に関する記録や規則は,実物と同様に国際航空連盟(FAI),日本航空協会が管理している点も特色の一つである。模型飛行物体を動力別に分類すると,動力なしのグライダー,ゴム動力,内燃エンジン,電動モーター,ジェット,それに固形燃料ロケットがある。…
※「国際航空連盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新