接地をした金属線でおもに送電線の雷防護に用いられる。送電用導体の上部に張って導体を雷の直撃から守る架空地線と,架空地線に落ちた雷の電流を安全に大地へ流すため鉄塔の脚部に埋める埋設地線がある。埋設地線で隣接する二つの鉄塔脚を結んだものを連設地線という。架空地線によって導体直撃が防止されても,雷撃電流が大きい場合には鉄塔の電位が上昇して逆フラッシオーバー(フラッシオーバー)が生ずる可能性もある。架空地線は通常1~3条が用いられるが,条数が多いと直撃雷を防ぐ範囲が広がるほかに鉄塔電位上昇を押さえる効果もある。最近は架空地線の内部に光ファイバーを通して通信にも共用している例がある。
→送電
執筆者:河野 照哉
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の9月中 (9月後半) のことで,太陽の黄経が 210°に達した日 (太陽暦の 10月 23日か 24日) に始り,立冬 (11月7日か8日) の前日までの約 15日...