ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塚原温泉」の意味・わかりやすい解説 塚原温泉つかはらおんせん 大分県中部,由布市にある温泉。別府温泉と由布院温泉の中間,標高 1045mの伽藍岳 (硫黄山) 中腹に位置する。一帯は赤茶けた露岩地帯が広がり,火山地帯独特の荒涼とした風景をみせている。泉質は硫黄泉。泉温は 57~65℃。古くから皮膚病の名湯として知られ,リウマチ,胃腸病,便秘などにも効能が高い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「塚原温泉」の意味・わかりやすい解説 塚原温泉つかはらおんせん 大分県中部、由布市(ゆふし)湯布院(ゆふいん)地区にある温泉。伽藍(がらん)岳の南西山腹、標高800メートルの高所にある。塚原高原、日出生(ひじゅう)台、由布岳の眺望がよい。源為朝(ためとも)が発見したと伝え、旅館設置は大正以後である。伽藍岳の爆裂火口内に広範囲に硫気孔があり、泉源となる。泉質は酸性泉。[兼子俊一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by