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硫黄山 いおうざん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硫黄山
いおうざん

北海道北東部,知床半島の中央にそびえる円錐コニーデ)形の活火山(→成層火山)。別称知床硫黄山。標高 1562m。斜里町に属する。千島火山帯の一部で,頂部に二つの爆発火口がある。このうち北側火口の火口壁上に噴出した円頂丘が最高点を形成。オホーツク海根室海峡に臨む山麓は海食崖が発達する。爆発の際には火口から溶融硫黄を噴出,1936年の爆発時の噴出量は約 20万tに上った。輝石安山岩火山砕屑物からなる。知床国立公園の一部。

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世界大百科事典内の硫黄山の言及

【アトサヌプリ】より

…硫黄山ともいう。北海道東部,釧路支庁管内弟子屈(てしかが)町にある活火山。…

【知床半島】より

…東岸は根室海峡を隔てて国後(くなしり)島に相対する。新第三紀の堆積岩,火山角レキ岩,凝灰岩などを基盤とし,第四紀に噴出した海別(うなべつ)岳(1419m),遠音別(おんねべつ)岳(1331m),最高峰の羅臼岳(1661m),硫黄山(1563m),知床岳(1254m)などの知床連山と呼ばれる山脈が縦走し,半島の東岸と西岸の分水界をなす。硫黄山は頂部に北側に開いた馬蹄形の爆裂火口(径約1.2km)をもつ活火山で,明治期以降にも4回の噴火を繰り返し,1889年,1936年の噴火の際には北麓に多量の溶融硫黄を流出させた。…

※「硫黄山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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