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周波数変換 しゅうはすうへんかんfrequency conversion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

周波数変換
しゅうはすうへんかん
frequency conversion

ある周波数 (→振動数 ) の交流を別の周波数に変えること。ラジオテレビジョン通信機器などの受信機のほか,ヘテロダイン周波数計周波数分析器などに利用される。周波数 f の信号波に別につくった周波数 fM の局部発振器の波を加え合せると f±fM の周波数のうなりが生じるが,これをダイオードなどの検波,または同調増幅で取出す。普通受信機では差のほうが用いられ,変換されたうなりは中間周波と呼ばれ増幅しやすくなる。これをさらに増幅することにより高感度,高分離度の増幅器が得られる。このような方法をスーパーヘテロダイン受信方式という。また周波数変換交流電力をある周波数からほかの周波数に変換することをもさす。 50Hzと 60Hzの商用電力における変換はよく知られており,変圧器サイリスタが用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

周波数変換【しゅうはすうへんかん】

直流を含むある周波数の交流から異なる周波数の交流へ変えること。(1)スーパーヘテロダイン方式において,無線周波数の入力信号を中間周波数に変換すること。(2)交流電力の商用周波数において,50Hzと60Hzとの間でコンバーターを使用したりして周波数の変換を行うこと。

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅうはすうへんかん【周波数変換】

直流を含む,ある周波数の交流から異なる周波数の交流へ変えること。電力で応用される場合と通信で応用される場合の二つがある。
[電力]
 整流器とインバーターの組合せで,交流を一度直流に変換してから別の交流に変換する間接変換方式と,サイクロコンバーターで交流から交流へ直接に波形変換する直接変換方式とがあり,サイリスターパワートランジスターを用いた変換器で実現される。通常の変換器はスイッチ作用で出力の交流波形を作るので,ひずみの少ない正弦波をうるには平滑用のフィルターを必要とする。

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