夏雲(読み)かうん

精選版 日本国語大辞典 「夏雲」の意味・読み・例文・類語

か‐うん【夏雲】

〘名〙 夏の雲。なつぐも。
※寛斎摘草(1786)二・夏日仲温飲海亭「長風海気変、面面夏雲生」 〔陶潜四時詩〕

なつ‐ぐも【夏雲】

〘名〙 夏空にたつ雲。夏の雲。積雲積乱雲など。《季・夏》 〔物類称呼(1775)〕

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デジタル大辞泉 「夏雲」の意味・読み・例文・類語

なつ‐ぐも【夏雲】

夏空に現れる雲。入道雲夕立雲雷雲など変化が多い。 夏》
[類語]乱雲雨雲雪雲曇り雲霧雲綿雲入道雲雲の峰かなとこ雲雷雲夕立雲

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普及版 字通 「夏雲」の読み・字形・画数・意味

【夏雲】かうん

夏の雲。晋・陶潜〔四時〕詩 春水、四澤に滿ち 夏雲、奇峯多し 秋暉を揚げ 嶺、秀づ

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