大学入学共通テスト(読み)だいがくにゅうがくきょうつうてすと

知恵蔵miniの解説

大学入学共通テスト

2019年度で廃止される大学入試センター試験に代わり、20年度から導入される日本の大学の共通入学試験。大学入試のあり方と高校・大学の教育を一体で変える高大接続改革の柱として議論が重ねられてきた。センター試験と同様に、1月中旬の2日間での実施を予定。マークシート方式の問題に加えて、思考力判断力表現力を重視するため、国語数学では記述式の問題が出題される。また、導入から23年度まではセンター試験と同じ30科目での実施が予定されているが、24年度以降は簡素化する方向で見直され、地理、公民、理科における記述式問題の導入も検討される。英語は民間の資格・検定試験を活用する。大学入試センターは17年11月に全国約6万5000人の高校生を対象にした試行調査(プレテスト)を実施し、18年3月に国語と数学の記述式問題の採点結果を公表した。国語では設問によって条件を全て満たした正答率が0.7%と極端に低かったり、最大3割の受験生が自己採点と実際の結果が一致しなかったりしたことから、同センターは作問や採点基準を見直した上で18年11月にも施行調査を実施し、再検証する考えを示している。

(2018-3-29)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

大学入学共通テスト

現在の中3が大学受験する2021年1月から大学入試センター試験に代わって導入される新テスト。知識重視から脱却し、思考力、判断力、表現力を問うことを狙いとする。記述式問題も順次導入する。英語は、読む・書く・聞く・話すの4技能を外部検定試験で評価。 13年に政府の「教育再生実行会議」が、(1)高校在学中に基礎力を測る到達度テスト(2)大学入試センター試験に代わる発展的テスト、の複数回実施を提言。中央教育審議会有識者会議を経て、民間業者の「高校生のための学びの基礎診断」と、大学入試センターが実施する「大学入学共通テスト」になり、共通テストは当面1回だけの実施となった。

(2018-01-22 朝日新聞 朝刊 横浜・1地方)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

デジタル大辞泉の解説

だいがくにゅうがく‐きょうつうテスト〔ダイガクニフガク‐〕【大学入学共通テスト】

独立行政法人大学入試センターが、センター試験に代わるものとして2020年度から実施を予定している共通テスト。記述式問題の導入などが検討されている。

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