日本歴史地名大系 「大里用水」の解説
大里用水
おおさとようすい
- 埼玉県:大里郡
- 大里用水
熊谷市と大里郡
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
熊谷市と大里郡
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
埼玉県北部にあり、荒川から取水する農業用水路。六堰用水(ろくせきようすい)ともいう。旧川本町と旧花園(はなぞの)町(ともに現、深谷市(ふかやし))との間の六堰で取水し、左岸、右岸にわたって灌漑(かんがい)する荒川筋最大の用水路である。六堰の名は、17世紀初期(慶長(けいちょう)年間)につくられた奈良(なら)、玉井(たまい)、大麻生(おおあそう)、成田(なりた)、御正(みしょう)、吉見(よしみ)の六つの堰による。1929年(昭和4)より用水組織の改修を図るため、六堰を一つにまとめる合口工事が行われ、1939年に完成。近年、上流の二瀬(ふたせ)、玉淀(たまよど)両ダムからの引水で流量を増加した。
[中山正民]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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