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太史/大史 タイシ

デジタル大辞泉の解説

たい‐し【太史/大史】

古代中国の官名天文暦法、また、国の法規や宮廷内の諸記録のことなどをつかさどった史官および暦官の長。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

たいし【太史 tài shǐ】

中国の官名の一つ。殷代には矢の命中を数える官としてが置かれたが,周になると天文,暦法,卜筮(ぼくぜい)をつかさどる太史が設けられた。暦や占卜に関連して記録も担当したことから史官としての性格をやがてもつにいたる。漢代では世襲の官として太史公が置かれ司馬遷がそれについた。史官としての地位は漢初が最高で,それ以後,軽くなり,魏・晋以後は史官の専職として著作郎などが置かれ,太史の職掌は本来の天文・暦法関係に限られ宋・元時代まで続いた。

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