始馭天下之天皇・御肇国天皇(読み)はつくにしらすすめらみこと

大辞林 第三版の解説

はつくにしらすすめらみこと【始馭天下之天皇・御肇国天皇】

〔最初に国を統治した天皇の意〕
神武天皇のこと。 《始馭天下之天皇》
崇神天皇のこと。 《御肇国天皇》 〔古事記・日本書紀・常陸国風土記の記述による〕

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精選版 日本国語大辞典の解説

はつくにしらす‐すめらみこと【始馭天下之天皇・御肇国天皇】

(国土の最初の支配者である天皇の意)
[一] (始馭天下之天皇) 第一代、神武天皇
[二] (御肇国天皇) 第一〇代、崇神天皇
[語誌](1)(一)は「日本書紀」で神武天皇をたたえる古辞の中に見える「始馭天下之天皇」を見出しのように訓じたところから生じた解釈。
(2)「古事記」「常陸風土記‐香島郡」に、(二)を「所知初国之御真木天皇・初国所知美麻貴天皇(はつくにしらししみまきのすめらみこと)」とするように、見出しのような称辞は、元来崇神天皇についてのものと考えられる。

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