宅地建物取引業(読み)タクチタテモノトリヒキギョウ

デジタル大辞泉 「宅地建物取引業」の意味・読み・例文・類語

たくちたてもの‐とりひきぎょう〔‐とりひきゲフ〕【宅地建物取引業】

宅地建物取引を行う営業国土交通大臣または都道府県知事免許を受けることが必要。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「宅地建物取引業」の意味・読み・例文・類語

たくちたてもの‐とりひきぎょう ‥とりひきゲフ【宅地建物取引業】

〘名〙 国土交通大臣または都道府県知事の免許を受けて宅地建物の取引を行なう営業。〔宅地建物取引業法(1952)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

不動産用語辞典 「宅地建物取引業」の解説

宅地建物取引業

「宅地建物取引業」とは、宅地建物の売買交換当事者として行ったり、売買・交換・賃借代理または媒介をすることを「業」とすることをいいます。
この場合の「業」とは、不特定かつ多数の者を相手に、繰り返して取引を行うことを指します。例えば、会社の福利厚生課が社員のためだけに宅地建物の斡旋を行う場合は、特定の者を対象としているため、宅地建物取引業には該当しません。また、営利目的としているかどうかは問題とされていません。

出典 不動産売買サイト【住友不動産販売】不動産用語辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宅地建物取引業」の意味・わかりやすい解説

宅地建物取引業
たくちたてものとりひきぎょう
real estate transaction industry

宅地建物取引業法に基づく建設大臣または,都道府県知事の免許を受けて,宅地,建物の売買や交換,あるいは売買,交換,賃貸の代理や仲介といった業務を行なうものをいい,不動産業の中の主要産業である。宅地建物取引業にマンション管理業などを加えた不動産業は他産業と比較すると,自己資本比率が低い,中小零細性が著しい,参入退出率が高い,利益率が高い,従業員1人当たりの付加価値額がきわめて高い,などの特性を有している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android