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安東聖空 あんどう せいくう

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美術人名辞典の解説

安東聖空

書家。兵庫県生。名は正郎。独学で仮名の研究に志し、雑誌「かなとうた」を発行して書道の普及に尽した。また泰東書道院第一回展では、最高賞を受賞。以来各展で活躍し、書道界に大きな影響を与える。日展顧問。芸術院会員文化功労者。昭和58年(1983)歿、89才。

出典|(株)思文閣
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

安東聖空 あんどう-せいくう

1893-1983 大正-昭和時代の書家。
明治26年8月19日生まれ。近藤雪竹(せっちく)に漢字をまなび,のち古筆かなを独習し,大正14年桑田笹舟(ささふね)らと正筆会を結成。昭和4年機関誌「かなとうた」を創刊。戦後は「正筆」を主宰し,かな書道の普及につくした。36年芸術院賞,55年文化功労者。昭和58年3月3日死去。89歳。兵庫県出身。姫路師範卒。本名は正郎(まさお)。別号に梅雪。著作に「古典かなの美」「聖空百人一首」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

安東聖空
あんどうせいくう
(1893―1983)

書家。兵庫県に生まれる。名を正郎、梅雪とも号した。教鞭(きょうべん)をとるかたわら、書を志し、20代後半より日下部鳴鶴(くさかべめいかく)の門人、近藤雪竹(1863―1928)に師事して漢字を学ぶ。かなは、平安朝の代表的古筆『粘葉本(でっちょうぼん)和漢朗詠集』に範を求め独習。のち、かな書道研究誌『かなとうた』を創刊、第二次世界大戦後は『正筆』を主宰し、かな書道の普及に尽力した。古典に裏打ちされた清楚(せいそ)なかな美が多くの支持を集め、かな書壇の重鎮として活躍。芸術院会員。手本『梅雪かな帖』全3冊、著書『古典かなの美』全3巻がある。[神崎充晴]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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