デジタル大辞泉 「実る」の意味・読み・例文・類語 み‐の・る【実る/×稔る】 [動ラ五(四)]《「実み乗のる」の意》1 草木や穀物などが実を結ぶ。また、実が熟する。「ミカンが―・る」2 努力が報いられて、成果があがる。「長年の苦労が―・る」[類語]生る・実を結ぶ・鈴生り・実り・結実・末生うらなり・本生り・二度生り 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「実る」の意味・読み・例文・類語 み‐の・る【実・稔】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「実乗る」の意 )① 草木や穀物などが実を結ぶ。実がなる。結実する。みなる。[初出の実例]「即ち知る、五穀(いつつのたなつもの)登(ミノラ)ずして百姓窮乏しからむことを」(出典:日本書紀(720)仁徳四年二月(前田本訓))② 努力などが報いられる。成果があがる。実を結ぶ。[初出の実例]「思はで造る其罪の果報が熟(ミノ)る因果同志」(出典:椀久物語(1899)〈幸田露伴〉六) み‐な・る【実】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 実がなる。みのる。[初出の実例]「五穀(たなつもの)登(ミナレ)り」(出典:日本書紀(720)推古二五年是歳(岩崎本訓)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例