実り(読み)ミノリ

デジタル大辞泉 「実り」の意味・読み・例文・類語

み‐のり【実り/×稔り】

草木穀物などが実を結ぶこと。「―の秋」「稲の―がいい」
努力してよい結果を得ること。成果。「―ある研究」
[類語](1実る生る実を結ぶ鈴生り結実末生うらな本生り二度生り/(2業績足跡事績成果収穫結実金字塔遺産実績成績偉業遺業勲功偉功治績功績功労手柄殊勲偉勲巨歩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実り」の意味・読み・例文・類語

み‐のり【実・稔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 穀物や草木が実を結ぶこと。結実。
    1. [初出の実例]「自から稲に実(ミ)のりの房振よく」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)五)
  3. 努力などが報いられること。努力の成果。
    1. [初出の実例]「かくて夜、今十二時となって、みのりなく果てるこの一日の間には語るべき何事も起らず」(出典:普賢(1936)〈石川淳〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android