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宿神 しゅくしん

世界大百科事典 第2版の解説

しゅくしん【宿神】

呪術的信仰対象の一つ。〈しゅくしん〉は,守宮神,守久神,社宮司,守公神,守瞽神,主空神,粛慎の神,守君神など,さまざまな表記があるが,元来はシャグジシュグジなどと称された小祠の神の名だったと思われる。シャグジ,シュグジは辺境の地主神であるが,呪術的性格の強かった密教や神道のほか荒神,道祖神など他の民間信仰と習合を果たし,非常に複雑なまつられ方をしている。おびただしい異表記があるのはそのためである。

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世界大百科事典内の宿神の言及

【摩多羅神】より

…太秦(うずまさ)広隆寺の牛祭には,摩多羅神が牛に乗って出現し,こっけいな祭文を読みあげる。これは同寺の伽藍神でもある秦氏の祖神大僻(おおさけ)明神と重なりあっており,金春禅竹の《明宿集》によれば,この神は猿楽者の芸能神(宿神(しゆくしん))であった。摩多羅神はおそらく院政期の天台寺院を本所とする後戸猿楽(呪師猿楽の後身)のまつるところとなり,猿楽の(おきな)の成立に深くかかわる存在であった。…

※「宿神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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