侵寇(読み)シンコウ

デジタル大辞泉 「侵寇」の意味・読み・例文・類語

しん‐こう【侵×寇】

[名](スル)他国や他の領土侵入して害を加えること。「幾度となく侵寇された歴史
[類語]侵入乱入侵す侵害侵略進入入り込む潜り込む忍び込む忍び入る紛れ込む割り込む分け入る潜入浸入闖入ちんにゅう流入深入り侵犯突入侵攻切り込む踏み込む乗り込む立ち入る押し入る駆け込む走り込む押し込む繰り込む上がり込む舞い込む足を踏み入れる

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精選版 日本国語大辞典 「侵寇」の意味・読み・例文・類語

しん‐こう【侵寇】

  1. 〘 名詞 〙 敵地に侵入して、害を与えること。
    1. [初出の実例]「太平無事の時には各国互に相奪ふの患なしと雖ども一旦干戈を開くに及ては侵冦掠奪至らざる所なし」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐竇融伝〕

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普及版 字通 「侵寇」の読み・字形・画数・意味

【侵寇】しんこう

他国に侵入して禍いする。〔漢書、食貨志下〕布を作るの後六年、匈奴寇甚だし。(王)、大いに天下の囚徒人奴をり、名づけて豬(ちよとつ)(きゆう)と曰ふ。

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