寝返る(読み)ネガエル

デジタル大辞泉 「寝返る」の意味・読み・例文・類語

ね‐がえ・る〔‐がへる〕【寝返る】

[動ラ五(四)]《「ねかえる」とも》
寝たままからだの向きを変える。「―・った拍子に首の筋を違える」
味方を裏切って敵方につく。「反対派に―・る」
[類語](2裏切る背く反する内応する内通する気脈を通じる背信背徳背任する変心する密告するおためごかし

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精選版 日本国語大辞典 「寝返る」の意味・読み・例文・類語

ね‐がえ・る‥がへる【寝返】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「ねかえる」とも )
  2. ねがえり(寝返)を打つ日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「寐かへると又したくなる中納言」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)四)
  3. ねがえり(寝返)を打つ
    1. [初出の実例]「西軍に寝がえって弟君の幸千代殿と手をむすび」(出典:鮫(1963)〈真継伸彦〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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