九州最古の真宗寺院といわれる浄土真宗本願寺派の寺。竜華山と号し、本尊阿弥陀如来。昭和五〇年(一九七五)に本堂を焼失したが、同五六年に再建し現在に至る。寺蔵の開基出誕来専想寺要用記・豊後国大分郡高田森町村専想寺ノ縁由などによると、開基天然浄祐は嘉吉二年(一四四二)篠田教弘と大内持世の女咏子を父母として出生。教弘の父持盛は大内義弘の一〇男で、義弘の舎弟篠田盛高(和泉篠田城主)の養子となった人物である。元服後は篠田左衛門尉盛之と名乗るが、寛正元年(一四六〇)長門
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...