デジタル大辞泉
                            「専業農家」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    せんぎょう‐のうかセンゲフ‥【専業農家】
        
              
                        - 〘 名詞 〙 農業を営み、その収入だけで生計を立てている農家。特に、世帯員のうちに、農業以外の職業に従事する者がいない農家をいう。兼業農家に対していわれる。
 
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    専業農家
せんぎょうのうか
        
              
                        農家のうち、世帯員のなかに他産業従事者が1人もいない農家のこと。これに対して、世帯員のなかに他の業(農業以外の自営業を含む)をあわせ営む者がいる農家を兼業農家という。第二次世界大戦後、わが国では高度経済成長とともに兼業農家数が急激に増加したのに対し、専業農家数は大幅に減少し、1998年(平成10)には全農家数252万戸の17%を占めるにすぎない。しかも、専業農家の約2分の1は男子生産年齢人口(男子の15歳以上64歳以下の世帯員)のいない農家となっている。農業の担い手不足が叫ばれるなかで、中核的な専業農家層をいかに育成するかが大きな政策課題となっている。
[嘉田良平]
                                                          
     
    
        
    出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    専業農家【せんぎょうのうか】
        
              
                        自家の農業収入以外に収入をもたない農家。兼業農家に対する。農水省の統計では,〈世帯員のうちに自家の農業以外の業に従事する者のない世帯〉をいう。近年,急激な兼業化の進展に伴い専業農家は激減,1997年は販売農家全体の約13%にすぎない。→農家
                                                          
     
    
        
    出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
	
    
  
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                    専業農家
せんぎょうのうか
        
              
                        一般に農業生産の基幹的にない手になる労働力,すなわち世帯主や跡継ぎが自家農業だけに就業する農家のこと。それ以外の農家を兼業農家という。専業農家戸数は 1950年以前は全農家戸数の 50%をこえていたが,以後,農家戸数とともに減少の一途をたどった。農林水産省の区分では,専業農家とは世帯員のうちに兼業従事者が1人もいない農家をいい,兼業農家とは世帯員のうちに兼業従事者が1人以上いる農家をさす。
                                                          
     
    
        
    出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
	
    
  
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                    専業農家
        
              
                        世帯員の中に兼業従事者(調査期日前1年間に30日以上雇用兼業に従事した者又は調査期日前1年間に販売金額が15万円以上ある自営兼業に従事した者)が1人もいない農家をいう。
                                                          
     
    
        
    出典 農林水産省農業関連用語について 情報
	
    
  
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                    専業農家
        
              
                        自分の家の農業収入だけで生計をたてている農家です。
                                                          
     
    
        
    出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報
	
    
  
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		世界大百科事典(旧版)内の専業農家の言及
    		
      【専業農家・兼業農家】より
        
          
      …世帯員のなかに兼業従事者が一人もいない農家を専業農家,世帯員に兼業従事者が一人以上いる農家を兼業農家という(兼業従事者とは,年間30日以上雇用兼業に従事するか,年間一定額以上の販売収入のある自営兼業に従事した世帯員をいう)。現代日本の農業では,専業農家は少なくなり,大部分の農家が兼業農家となっている。…
      
     
    		
      【農業】より
          
      …総農家数中の兼業農家の比率は,1950年の50%(うち,農業を主とする第1種兼業農家28.4%,農業を副とする第2種兼業農家21.6%)から,60年65.7%(同33.7%,32.0%)→70年84.4%(同33.7%,50.7%)→83年86.8%(同16.2%,70.6%)と激増しており,その大部分(兼業農家の8割以上)は雇われ兼業農家である。また農家総所得中に占める兼業所得の割合も,1960年の49.8%から70年68.2%→82年84.7%と増大しているが,いずれにせよこれら大多数の兼業農家が農業に滞留していて,農業を専門とする専業農家の比重は著しく小さなものとなっている。兼業農家の占めるシェアは,耕地面積で75%,農業粗生産額で72%,米生産額で85%にも達しているが(1982),その生産能率や生産性,農業所得の水準は,専業農家のそれと比較して一般にかなり劣っており,これをどう解決していくかが大きな課題となっている([専業農家・兼業農家])。…
      
     
         ※「専業農家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 
        
    出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
	
    
  
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