尚古集成館(読み)ショウコシュウセイカン

デジタル大辞泉 「尚古集成館」の意味・読み・例文・類語

しょうこ‐しゅうせいかん〔シヤウコシフセイクワン〕【尚古集成館】

鹿児島県鹿児島市にある博物館。大正12年(1923)開館幕末薩摩藩主島津斉彬が実践した集成館事業一環として建てた機械工場前身。工場は慶応元年(1865)完成。島津家や集成館事業の歴史を展示している。平成27年(2015)、「明治日本の産業革命遺産 製鉄製鋼造船石炭産業」の一つ「旧集成館(機械工場・反射炉跡・旧鹿児島紡績所技師館)」の一部として世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 浪漫

日本の美術館・博物館INDEX 「尚古集成館」の解説

しょうこしゅうせいかん 【尚古集成館】

鹿児島県鹿児島市にある歴史博物館。大正12年(1923)創立。幕末、薩摩藩が育成した近代化事業の工場群「集成館」を紹介する。島津家伝来の文書書画歴代の当主らの鎧(よろい)、薩摩切子薩摩焼などの工芸品、機械類などを収蔵・展示する。本館は国指定重要文化財である旧集成館機械工場を利用。
URL:http://www.shuseikan.jp/
住所:〒892-0871 鹿児島県鹿児島市吉野町9698-1
電話:099-247-1511

出典 講談社日本の美術館・博物館INDEXについて 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android