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居住制限法 きょじゅうせいげんほうLaw of Settlement and Removal

世界大百科事典 第2版の解説

きょじゅうせいげんほう【居住制限法 Law of Settlement and Removal】

居住地法,定住法,居住法とも訳されている。イギリスおよびアメリカの救貧法史上に現れた立法で,イギリスにおける1662年法以降の一連の法律が有名である。この立法の背景には,すべての住民は法的にいずれかの教区に所属し,住民は教区に対して各種の義務を負うが,災害や貧困という事態に際しては所属する教区からの保護を期待しうるという伝統的な考え方がある。このような教区と住民との関係を維持するために,教区に貢献していないにもかかわらず救済を必要とする貧民や,救済対象となる可能性のある労働者の移動に法的な制限を設け,各教区に新しい移住者を拒否する権限を付与したのが,この一連の立法である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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