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山内得立 やまうち とくりゅう

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美術人名辞典の解説

山内得立

哲学者。奈良県生。京大卒。東京商大・京大教授を経て、京都学芸大学長、龍谷大教授となる。現象学の紹介に尽力、古代ギリシア哲学スコラ哲学を研究した。西田幾多郎亡きあと京大哲学の重鎮となる。文化功労者・京都市名誉市民。著に『現象学叙説』『実存の哲学』等。昭和57年(1982)歿、92才。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山内得立 やまうち-とくりゅう

1890-1982 大正-昭和時代の哲学者。
明治23年6月12日生まれ。現象学,実存哲学などを研究。独創的な見地からの存在論や意味論の体系化で知られる。昭和6年母校京都帝大の教授となり,京都学芸大学長,竜谷大教授を歴任。49年文化功労者。昭和57年9月19日死去。92歳。奈良県出身。著作に「現象学叙説」「ロゴスレンマ」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

山内得立
やまうちとくりゅう
(1890―1982)

哲学者。奈良県出身。京都帝国大学卒業。東京商科大学教授を経て、1931年(昭和6)母校の文学部教授。1953年定年退官後、1959年まで京都学芸大学学長を務める。1961年から1980年まで龍谷(りゅうこく)大学教授。1974年文化功労者に選ばれる。現象学と実存哲学を紹介しつつ、存在の現象形態とその意味を明らかにする。さらにギリシア哲学を研究するとともにインド哲学にも造詣(ぞうけい)が深く、西洋哲学にはみいだしえない東洋の論理を探求する。主著は『現象学叙説』(1929)、『存在の現象形態』(1930)、『ギリシャの哲学』(1946~1960)、『意味の形而上(けいじじょう)学』(1967)、『ロゴスとレンマ』(1974)であるが、ほかに遺墨集『隨眠(ずいみん)』(1983)がある。[原島 正]
『山内得立遺墨集編集委員会編『隨眠 山内得立遺墨集』(1983・一燈園燈影舎)』

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