嵯峨沢温泉(読み)さがさわおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「嵯峨沢温泉」の意味・わかりやすい解説

嵯峨沢温泉
さがさわおんせん

静岡県伊豆市にある閑静な温泉。天城温泉郷(あまぎおんせんきょう)の一湯。泉質硫酸塩泉。源泉数7。狩野川(かのがわ)の清流を臨む渓谷に位置し、京都嵯峨野(さがの)にちなんで命名されたともいわれる。下田(しもだ)街道ともよばれる国道414号に沿う。アユ釣りによく、アユ料理が名物伊豆箱根鉄道修善寺(しゅぜんじ)駅からバス20分。

[北川光雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「嵯峨沢温泉」の意味・わかりやすい解説

嵯峨沢温泉
さがさわおんせん

静岡県東部,伊豆半島中部,伊豆市の狩野川上流にある温泉。湯ヶ島温泉月ヶ瀬温泉の間にあり,下田街道に沿う。周辺の閑静な環境が京都の嵯峨野に似ていることから嵯峨沢の名がつけられた。泉質は芒硝泉泉温は 35~50℃。リウマチ神経痛婦人病などにきく。静かなたたずまいを求めて訪れる静養客が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「嵯峨沢温泉」の解説

嵯峨沢温泉

静岡県伊豆市、狩野川を臨む渓谷にある温泉。嵯峨沢の地名は、京都の嵯峨野に雰囲気が似ることにちなむとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android