栃木県日光市(にっこうし)の北西部鬼怒川(きぬがわ)上流にある温泉。標高1000メートルの地に湧(わ)く山の湯。第二次世界大戦前には地域共有の共同浴場が1か所あるだけの湯治場であったが、1953年(昭和28)に自動車の通行可能な道路が開通して以後、バス便も開設され、遠来の客の増大に伴って旅館も急増した。国民宿舎渓山荘をはじめ、民宿もある。泉質は塩化物泉。利用される源泉は16で、湧出(ゆうしゅつ)量は1分間479リットル。川俣湖、間欠泉、平家塚をはじめ、奥鬼怒探勝の拠点となっている。東武鉄道鬼怒川温泉駅、野岩(やがん)鉄道川治(かわじ)温泉駅などからバスが通じる。
[櫻井明久]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...