現南茅部町中央部を流れて太平洋に注ぐ川汲川の中流にある温泉。川汲川渓谷と川汲温泉は
文化一〇年(一八一三)津軽の三島弁吉が初めて浴舎を建てて湯宿を業とした(南茅部町史)。同一二年仙台の千葉尚が、寛保年間(一七四一―四四)にアイヌが傷ついた鶴の湯浴みを見て温泉を発見したという鶴の湯の由来を記し、薬師堂に掲額した(「巡回日記」明治五年九月二八日条)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...