常磁性体についての電子スピン共鳴.常磁性体の多くは遷移元素を含んでおり,3d電子や4f電子のスピンおよび軌道角運動量による磁気モーメントをもっている.軌道角運動の効果が入ってくるので,単なる電子スピン共鳴と区別するときに常磁性共鳴あるいは電子常磁性共鳴という.磁気能率と外部から与えられる静磁場によって生じるエネルギー準位は,結晶内の電場の影響を受けると分裂したり,シフトしたりする.これを微細構造という.また,原子核のもっている核スピンや四極子モーメントによって影響を受けるとき,超微細構造という.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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