

(郎)(ろう)。〔説文新附〕九下に「東西の序なり」とあり、廊下をいう。その廊
はひさしのある正殿。その廊廡(ろうぶ)に侍して、政務を執る者を、
といったのであろう。政務に与るに足る者を廊
の器という。
語抄に云ふ、保曾度能(ほそどの)〔名義抄〕
ホソドノ・オホイナリ・ツイヒテ 〔
立〕
ホソドノ・ヤ
▶・廊
▶・廊市▶・廊肆▶・廊室▶・廊食▶・廊中▶・廊第▶・廊
▶・廊廡▶・廊房▶・廊門▶・廊腰▶
廊・僧廊・対廊・長廊・重廊・転廊・殿廊・内廊・
廊・歩廊・連廊出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…建物の内部に設けられた通路や,建物と建物をつなぐ通路用の建物を指す。
[日本]
中世までは,建物内部の廊下はまれで,建物をつなぐためのものが一般的であり,たんに廊と呼ぶことが多かった。寺院や内裏では,中庭を囲んで門や建物を結ぶ回廊が設けられた。…
※「廊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...