デジタル大辞泉 「後素」の意味・読み・例文・類語 こう‐そ【後素】 《「論語」八佾はちいつの「絵事は素を後にす」から。「素」は、白色の絵の具の意》絵画の異称。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「後素」の意味・読み・例文・類語 こう‐そ【後素】 〘 名詞 〙 ( 「素」は、白、また、白の絵の具の意。絵を描く時、白という色彩を最後に加えるものだという「論語‐八佾」に見える孔子のことば「絵事後レ素」から出た語 ) 絵画の異称。[初出の実例]「仍見レ贈二倭漢両会写レ真画障各一張一容鬢皆顕二於後素一、詞句足レ知二其中丹一」(出典:本朝文粋(1060頃)九・藤亜相山庄尚歯会詩序〈菅原文時〉)[その他の文献]〔周礼‐冬官・画〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「後素」の読み・字形・画数・意味 【後素】こうそ 素は胡粉。絵をしあげる。〔論語、八〕子夏問うて曰く、~素、以て絢(けん)と爲すとは、何の謂(いひ)ぞやと。子曰く、繪事(くわいじ)は素を後にすと。字通「後」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報