日本歴史地名大系 「御宿町」の解説 御宿町おんじゆくまち 千葉県:夷隅郡御宿町面積:二四・九二平方キロ(境界未定)夷隅郡の南東部に位置し、南から西は勝浦市、北は大原(おおはら)町、東は太平洋に臨む。全域が房総丘陵に立地し、その間を夷隅川支流の落合(おちあい)川と清水(しみず)川が南流し、両流域に小規模な河谷平野が開けている。清水川は網代(あじろ)湾に注ぐ。東部をJR外房線が通り御宿駅がある。国道一二八号がJR線にほぼ並走している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「御宿町」の意味・わかりやすい解説 御宿〔町〕おんじゅく 千葉県南東部,太平洋にのぞむ町。 1914年町制。 55年浪花 (なみはな) ,布施 (ふせ) 2村の一部と合体。網代湾にのぞむ漁港があり,沖合い漁業の拠点。イワシ,ブリ,イカ,メダイなどの水揚げが多く,水産加工も盛ん。市場町でもあり,地方商業の中心をなす。海岸は遠浅で海水浴に適し,アワビ,サザエなどを採取する海女の姿もみられる。月の沙漠公園や,岩礁上に高さ 17mの日本・メキシコ・スペイン交通発祥記念碑がある。海岸線一帯は南房総国定公園に属する。 JR外房線が通る。面積 24.85km2(境界未定)。人口 6874(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by