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久井 くい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

久井
くい

広島県南部,三原市北東部の旧町域。 1954年久井村,羽和泉村,坂井原村の3村が合体して町制。 2005年三原市,本郷町,大和町と合体して三原市となった。大部分が標高 100m内外の肥沃な準平原で,米作を中心に養鶏養豚酪農などが行なわれる。北東の世羅町との境にある宇根山 (699m) は,備後南部の最高峰で,ふもとには国指定天然記念物の巨石群,久井の岩海が広がる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

久井
くい

広島県東部、御調(みつぎ)郡にあった旧町名(久井町(ちょう))。現在は三原(みはら)市の一地区。1954年(昭和29)久井、羽和泉(はいずみ)、坂井原の3村が合併して町制施行。2005年(平成17)三原市に合併。国道486号が通じ、南端を山陽自動車道が通過、近くに三原久井インターチェンジがある。三原市の中心市街地からバスで40分。吉備(きび)高原の一部世羅(せら)台地南縁に位置し、農業が主であるが、水利が悪く、1000以上の溜池(ためいけ)がみられる。2004年には農業専用ダムの県営三河(みごう)ダムが完工した。西日本有数の牛市で知られたが、昭和30年代になくなり、跡地が県史跡として残る。工業は家内工業的なものが多いが、1994年には久井工業団地が造成され、企業誘致が進められている。宇根山麓(うねさんろく)の谷には「ごうろ」とよばれる巨岩の累積する久井の岩海(がんかい)(国指定天然記念物)がある。また、宇根山天文台、宇根山家族旅行村がある。10月19日に近い日曜日に行われる久井稲生(いなり)神社の御当座祭は、宮座による「御神酒献備(ごしんしゅけんび)の古式(こしき)」で国の選択無形民俗文化財。久井歴史民俗資料館がある。[北川建次]
『『久井町誌』(1997・久井町)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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